整形外科に関わる症状」カテゴリーアーカイブ

こむら返りについて②

こんにちは。

板橋区 第二わしざわ整形外科 理学療法士の山中です。

 

前回に引き続きこむら返りについてです。前回はミネラルについてお話しました。

今回はこむら返りのメカニズムとミネラルの関係についてです。

 

ナトリウムとカリウムの役割

ナトリウムとカリウムは体内の細胞の中と外で一定の割合の濃度で存在しています。

筋肉の伸び縮みは細胞の表面の膜にある、

イオンポンプという通路を通って細胞内外でその濃度が変化することによって、

電気信号が発生し、筋肉に力が入るというメカニズムです。

 

マグネシウムの役割

筋肉の細胞の中にはカルシウムを蓄える器官があります。

そこからカルシウムが放出され筋肉のたんぱく質にくっつくと筋肉が縮み、

離れると筋肉が緩みます。

筋肉が縮む(カルシウムを放出する)ために必要なエネルギーの源は

細胞の中のミトコンドリアという場所で作られるアデノシン三リン酸(ATP)です。

そして、ATPが作られる際に必要なのがマグネシウムなのです。

 

 

①と②が崩れると、以下のような順序でこむら返りが起こります。

図1

図2

 

これらのことから運動を長時間続けていると、汗とともにミネラルが体外へ出ていき不足し、

こむら返りが起きやすくなるといわれています。

実はこむら返りはテーピングで軽減・予防することが可能です。

次回はそのテーピングの方法を紹介していきます。

 

第二わしざわ整形外科

こむら返りについて①

こんにちは。

板橋区 第二わしざわ整形外科 理学療法士の山中です。

 

運動中に足がつって動けなくなった、夜中寝ていて急に足がつって起きてしまった、

冬の寒い時期に身体を伸ばして足がピーンとつった。

そんな経験をしたことはありませんか?

今回はこの足のつる現象についてお話します。

 

ふくらはぎの筋肉がつる、痙攣(けいれん)することを”こむら返り”といいます。

ふくらはぎの筋肉や神経が異常な緊張を起こし、筋肉が縮んだまま緩まない状態となり、

激しい痛みを伴う症状です。

 

このこむら返りの原因の一つとしてミネラルの不足が考えられています。

ヒトの身体に必要なミネラルは16種類とたくさんありますが、

こむら返りに関連するのは以下の4つと考えられています。

ナトリウム Na
カリウム K
マグネシウム Mg
カルシウム Ca

 

ナトリウムとカリウムは体液のバランスを一定に保つ役割があり、

カルシウムとマグネシウムは筋肉に力が入るときに必要なエネルギーを作る際に必要となります。

 

次回はこのミネラルがこむら返りとどう関連するのか、

そのメカニズムについてお話したいと思います。

 

第二わしざわ整形外科

「変形性膝関節症」の症状を和らげるトレーニング その3

こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の坂井です。

今回も「変形性膝関節症」の症状を和らげるトレーニング をご紹介したいと思います。

膝だけではなく、お尻の筋肉も含めた「ワンレッグヒップリフト」というトレーニングです。

それではやり方です。

hizatra02

①両膝を90度以上曲げ、仰向けなった状態からゆっくりとお尻を持ち上げます。

②その状態から片膝をのばし、腰が下がらないように5秒間キープします。

③足を入れ替えて左右両方行います。

④5~10回程度を2~3セットゆっくり行いましょう。

前回ご紹介したトレーニングとともに、やってみてくださいね!

 

板橋区の整形外科 第二わしざわ整形外科

 

「変形性膝関節症」の症状を和らげるトレーニング その2

こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の坂井です。

今回は、先月ご紹介した「変形性膝関節症」の症状を和らげるトレーニングのパート2を描いてみたいと思います。

歩くという動作には、当然膝以外の筋肉も大切です。

その中でも膝の筋肉と同様に、殿部(お尻ですね)の筋肉も加齢や歩き方などが原因で筋力が弱くなりやすいのです。

そこで今回は、膝だけではなく殿部の筋肉を含めたトレーニングをご紹介します。

殿部や膝周りの筋肉は歩く時などに働き、骨盤・膝を安定させ前に進む力を生み出します。

これらの筋肉が弱くなると、地面からの衝撃がうまく吸収できず膝への負担が大きくなってしまいます。

おしりの筋肉を鍛えて、快適な歩きを目指しましょう!

 

それではトレーニングのやり方です。「ヒップリフト」というトレーニングです。

hizatra01

①両膝を90度以上曲げた状態で仰向けになり、息を吐きながら腰を床に押し付けます。

②ゆっくりとおしりを持ち上げます。

③ゆっくりとおしりを下げ仰向けの状態に戻ります。

④腰が反りすぎないように注意しながら、10回程度を2~3セットゆっくり行いましょう。

板橋区の整形外科 第二わしざわ整形外科

膝のお皿の痛みとテーピング その2

こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の坂井です。

前回に引き続き、膝のお皿の痛みを抑えるテーピングをご紹介します。とても簡単なので覚えておくと便利です。

それではやり方です。

①膝を伸ばして座ります。

②膝のお皿の少し外側にテープを貼り付けます。

hizatape01

③膝のお皿を外から内側に押しながらテープを貼ります。

hizatape02

hizatape03

※膝のお皿は力を抜いて膝を伸ばした状態だと動くので、それを判断の基準として見つけてください。

いかがでしたか? 今までのテープと比べると簡単だと思いますが、効果は高いです。

この膝のお皿の痛みは、日常生活では階段の下りや、じっと座っていて立ち上がった時に痛みが出やすいことが特徴です。もし心当たりがあるようでしたら、試してみてください。

痛みが改善しない場合は、早めに診察を受けてさいね!

板橋区の整形外科 第二わしざわ整形外科

膝のお皿の痛みとテーピング その1

こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の坂井です。

今回も膝の痛みのお話です。膝の痛みは、大きく2つの痛みに分けることが出来ます。

①いわゆる膝の関節(脛骨大腿関節/けいこつだいたいかんせつ)の隙間の痛み

②膝のお皿周り(膝蓋大腿関節/しつがいだいたいかんせつ)の痛み

今回はその中でも症状の多い、膝のお皿の内側の痛みについてお話ししたいと思います。これは板橋区 第二わしざわ整形外科でも患者様の多い症状です。

まずは筋肉とお皿の動きとの関係についてみていきましょう。

膝を伸ばす筋肉には、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が太ももの前にあり、それがお皿についています。

さらにその中でも内側と外側に分かれており、それらが上手くバランスを取ることで、お皿が真っ直ぐ動くようにしています。

しかし、痛みがある方は外側が硬く、内側の筋肉が弱いことが多く、そのバランスが崩れてしまいます。それにより、お皿を外側に引っ張りながら上下に動くので、それが痛みとなって現われてしまうというわけです。

次回はこのバランスの崩れた動きを抑えるテープをご紹介します。
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「変形性膝関節症」の症状を和らげるトレーニング

こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の坂井です。

前回ご紹介した「変形性膝関節症」。今回はこの「変形性膝関節症」の変形の進行を抑える筋力トレーニングをご紹介します。

バスタオル1枚で行えて、場所もとらないどこでもできるトレーニングなので、是非試してみてくださいね!

【膝タオル潰し運動】

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①バスタオルを準備し、丸めて膝の下に敷く。

②タオルを潰すように太ももの前に力が入っているか確認しながら膝を伸ばしていく。

この時に、伸ばしている脚の踵(かかと)とお尻が浮き上がらないように注意する。

③潰したところで3秒カウントし、その後、力を抜く。

④これを20回×3~5セット行う。

このトレーニングは対処の一例です。膝の痛みに悩んでいる方は、まずは一度来院していただき、診察を受けてくださいね。

 

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ひざの痛みの代表格「変形性膝関節症」

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ひざの痛みは、整形外科に関わる症状の中でも、40代以上の男女、6割以上が発症していると発表される程、非常に多くの方が悩んでいる症状です。ひざのお皿の周りや、ひざの内側に痛みがあるという方は、是非ご一読ください。

ひざの痛みの代表格と言えるのが「変形性膝関節症」です。

◇変形性膝関節症とは◇

・加齢、筋力低下、肥満などが原因で膝の機能が低下し、変形が起こる。

・軟骨や半月板などを傷めることも多い。

・「歩き始めの痛み」や、「階段での痛み」、「長時間の歩行後の痛み」が特徴。

・進行すると手術の適応となる。

実際、症状が進行すると、手術が必要となりますが「手術はしたくない!」と訴える患者様は少なくありません。それは当然のことだと思います。そこで、筋力トレーニングやストレッチ・マッサージなどのリハビリをすることで、痛みを軽減することが可能です。

変形の進行を抑えるために、リハビリを行うことはとてもいいことなんです。ということで、次回は、ひざの痛みをやわらげるための、自宅で簡単に行える筋力トレーニングを紹介します!

 

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外反母趾に対するテーピング

こんにちは、板橋区第二わしざわ整形外科の坂井です。

今回は外反母趾の症状を緩和するテーピングについてご紹介したいと思います。外反母趾には、個人個人の症状や足部の形状に合った対応が必要となりますが、今回は一般的なテーピングを紹介します。

①縦サポート(赤)

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縦のサポートテープを親指の横から足の中央まで、親指が内側に反るように引きながら張ります。

②Xサポート(青)

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サポートしたい突出部で交差するようにXサポートテープを張り、効果を高めます。

③横アーチのサポート(黄)

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親指と小指の付け根を中央へ押し込むように足の裏へ向かってテープを引きながら巻きます。

④取れないようにするテープ(無着色)

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Xサポートの両端を固定します。

外反母趾は変形なので、一度症状が進んでしまうと完治は難しいですが、痛みが出ないよう進行を遅らせ症状を和らげることは可能です。このテーピングはあくまで対処の一例です。今、外反母趾でお悩みの方、痛みが出て困っている方は、医療機関の受診をおすすめします。

板橋区の整形外科 第二わしざわ整形外科

 

整形外科に関わる症状「外反母趾」とは?

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こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の坂井です。

外反母趾とは、“足の親指先が外に向いていて付け根が内に向いた変形”のことを言います。

これにより足の親指の骨が内側に飛び出しているように見えるのです。

実際には外反母趾でも症状の無い場合が多く、変形自体が問題というよりも、変形によって“痛み”が出ることが問題となります。

外反母趾は圧倒的に女性に多く、先天的なケースもありますが、ヒールなどのつま先の狭い靴や歩き方などが負担をかける要因となることが多いのです。

親指の付け根の突出部が靴にあたり刺激を受け、皮膚の下で炎症を起こし、腫れや赤み、痛みなどの症状を起こしてしまうこともあります。また、突出部には親指へ行く感覚をつかさどる神経が通っているため、炎症症状によって神経が圧迫され、親指のしびれが生じることもあります。

また、外反母趾の症例では、偏平足や足部の横アーチの低下も杯初するケースがよく見られます。

次回は、この外反母趾の症状を和らげるテーピングについて、ご紹介したいと思います。

 

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