五十肩を緩和するエクササイズ その2

今回は、自宅で簡単にできるエクササイズをご紹介したいと思います。「五十肩」を改善するエクササイズです。

スマートフォンの普及などが進んで、最近五十肩など肩の不調を持つ人は以前にも増して多くなっています。ちなみに五十肩といっても、実際に50歳代の方がなるわけではなく、若い人でもなりえる症状です。(五十肩についてはコチラヘ)

五十肩になってしまう人は、「不良姿勢」などの問題を持つ人が多いのですが、「体の使い方」がうまくいっていない方もかなりおります。

例えば、「腕の上げ方」です。

窓ふきや洗濯など、目線よりも腕を高く上げる動作の時、肩甲骨(背中上部にある大きな骨ですね。)から動かすことでムリなく腕が上げられます。肩のみを動かしてムリに腕を上げようとすると、筋肉や関節に不具合が起こりやすくなります。

そこで、肩甲骨まわりの筋肉「前鋸筋(ぜんきょきん)」のエクササイズを行うことで、スムーズに腕を上げられるようになります。ちなみに「前鋸筋」は、肩甲骨と肋骨の間にある筋肉で、脇の下のちょっと後ろ側あたりについている筋肉です。

■エクササイズのやり方

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・四つ這いの状態で、両手で床を押すようにして、背骨を天井に向かって持ち上げる。

・上下運動に伴い、肩甲骨が寄ったり・離れたりするのを感じながら行うのがポイント。

・顎を引いて、肩に力が入らないように行う。

・10回×3~5セット。

簡単ですね!写真を参考に是非やってみてください。

 

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意外に知らないストレッチの世界 その3

「ストレッチの世界」、第3回はストレッチの種類について、書いていきたいと思います。

ストレッチには、大きく分けて2つの種類があります。

①スタティックストレッチ ②ダイナミックストレッチ です。

①スタティックストレッチ

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日本語ですと「静的ストレッチ」と言われます。

反動をつけず、ゆっくりと筋肉を伸長していく方法です。一般的には、このスタティックストレッチがストレッチとして認識されているかと思われます。

ですが、実はスタティックストレッチをスポーツ前に行うのには注意が必要です。筋肉の緊張がほぐれて柔らかくなりすぎてしまい、パフォーマンスが低下するといわれています。

②ダイナミックストレッチ

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日本語ですと「動的ストレッチ」と言われます。

瞬発的な動きに対応することを目的としたストレッチで、動きの中で腕や足を様々な方向に動かすことで可動域を広げていく方法ですまた、体温の上昇も目的としています。

スポーツ前のウオーミングアップには、このダイナミックストレッチが適していると言われています。

また、ダイナミックストレッチの1種に「バリスティックストレッチ」というものもあります。こちらは、反動を利用して筋を伸長する方法です。

反動を付けすぎると筋肉の緊張は高くなりすぎてしまい、本来の目的とは反対に可動域を減少させてしまう恐れがあります。また、筋・腱の損傷を招いてしまうこともあるため、現在はあまり使用されていない方法です。

身体のケアのために日常生活で行うのは、スタティックストレッチ。またスポーツ後の疲労を軽減するにも、こちらが有効です。逆にスポーツ前には、ダイナミックストレッチを行うと良いですね!

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あなたの知らないテーピングの世界 その3

「あなたの知らないテーピングの世界」 第3回は「テーピングの種類」についてお話したいと思います。

実はテーピングに使うテープには、大きく分けて2種類あります。

①非伸縮テープ ②伸縮テープ です。

①非伸縮テープ

主に関節を固定するときに使うテープで、伸縮性がなく、強力な固定力を得ることができるテープです。様々なテープ幅があり、部位によってそれらを使い分けると効果的です。

例えば12mmのテープは手足の指に、50mmのテープは膝・腰・肩などの固定に使います。

この非伸縮テープは、スポーツなど競技直前に使うと効果的で、病院では余り使わないテープです。

②伸縮テープ

こちらのテープには様々な素材があります。代表的なものに「キネシオテーピング」があります。綿素材でできていて、水分が蒸発しやすく、むれにくい、乾きやすく、通気性がよいなどの利点があります。

非伸縮テープに比べると、固定力は落ちますが、適度にテープが伸び縮みすることで、関節の可動性が大きい部位の固定をはじめ、様々な場面に応用がきくため、整形外科ではとても重宝するテープです。

次回からは、プロが教えるテーピング技術を紹介していきたいと思います。

意外に知らないストレッチの世界 その2

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ストレッチには、様々な目的・効果があります。上手に行うと、色々な症状の改善に役立つんですね。

①関節可動域の改善

ストレッチを行うことで、関節の動く範囲を広げてあげることができます。それによってスポーツのパフォーマンス向上や、リハビリなどに効果的です。

②筋肉の緊張を低下させる。

いわゆる筋肉を伸ばして柔らかくするという効果です。過度に固くなりすぎて痛みが出てしまったり、体液の流れを滞らせてしまっている場合や、スポーツ後に行うことで、疲労からの回復を早めるといった場合に行われます。

③血液循環の改善

ストレッチを行うことで、血液の循環をよくします。ストレッチによって筋肉を動かすことで、血液の流れを促します。新鮮な血液を体にめぐらせると共に、細胞の老廃物の排出を促します。

④疼痛の緩和

整形外科でよく使われる「疼痛」=「とうつう」。言葉の意味としては、「ずきずきとうずくような痛み」ということですが、様々な症状で引き起こされる「痛み」を指す言葉です。上に挙げたような効果により、頭痛や腰痛といった痛みの緩和が期待できます。

⑤障害予防

ストレッチを行うことで、怪我による障害が起こることを予防します。スポーツ前に行うストレッチは、おkれが大きな目的の一つとなっています。

以上、大きく分けると5つの目的・効果があるわけです。一口にストレッチといっても、それぞれの目的・効果に合わせて、やり方やアプローチが変わってきます。次回はそのあたりについてお話できればと思います。

新人研修を終えて

今回は、半年以上にわたる新人研修を終えた、スタッフ渡邉よりこれからの意気込みが届きましたので、掲載したいと思います!

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こんにちは、理学療法士の渡邉です。

入職して7ヶ月が経ち、日々、患者様と向き合う中で多くの疑問や課題を感じながらも、周囲の人に支えていただきながら、様々な経験を得ることができています。

第二わしざわ整形外科で行われている新人研修では、職場の先輩が新人に対して身体の各部位ごとに勉強会を開いてくださっています。

新人研修では、大学時代に勉強してきた知識の復習をすることや、これまで知らなかった知識を得ることができ、さらにその知識をどのように実際の臨床で活かしていくのか、ということを学ぶことができました。また、先輩から実際の臨床でのお話を聞きながら行うことで、より実践を意識した勉強会となりました。

新人研修後も分らないことや疑問に思ったことについて、相談に乗っていただいたり、アドバイスをいただきながら勉強させていただいています。

新人研修を通じて様々な知識・技術を学ぶことができましたが、この知識・技術を学ぶだけに留まらせず、実際に目の前の患者様に還元することができるよう、日々、精進していこうと思います。

また、新人研修は終わりましたが、まだまだち知識・技術の少なさを痛感する日々なので、少しでも目の前の患者様に還元できるよう、継続して勉強していこうと思っています。

足関節の勉強会を実施しました!

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今回は以前ご紹介した手関節の勉強会に続き、8月27日に実施した勉強会の様子をご紹介したいと思います。

新人の渡邉の研修を兼ねたもので、「足関節」、つまり足首について座学と実技を行いました。

まずは様々な資料をもとに、最新の治験や足関節の構造などを学んでいきます。渡邉も教える先輩スタッフ・石井も真剣な表情です。

その後は、先輩スタッフの身体を借りての実践練習。実際に筋肉を操作しながら、施術の技術を磨きます。

このように勉強会を頻繁に行うことで、新人も急成長しています!頼もしいですね!

 

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あなたの知らないテーピングの世界 その2

「あなたの知らないテーピングの世界」 第2回は「テーピングの効果」についてお話したいと思います。

整形外科での治療や、スポーツの現場で行われるテーピング。では、それにはどんな効果があるのでしょうか?

まず1つは「可動域の制限」です。

捻挫、靭帯損傷、脱臼などは、関節が正常な可動範囲を超えて動いてしまった結果起こるケガなんですね。

このような障害を防止するためには、あらかじめテーピングによって、関節や筋肉の可動域を制限しておくことが効果的なんです。

つまり、「ケガの予防」のためのテーピングです。

そして2つ目は「障害部位の補強」です。

これはケガをしてしまった関節、筋肉、靭帯、腱などにテーピングをすることで、その部位を補強してあげるということです。患部を圧迫、固定して、その部分へのストレスを軽減することができるんですね。

つまり「ケガの再発防止」のためのテーピングになります。

そして3つ目は「心理的安心感」になります。

意外に思うかもしれませんが、実はこの心理的な効果もテーピングの重要な役割なんです。ケガをした部位を補強して保護してあげることで、ケガに対する不安を軽減してあげるんですね。

これによって、スポーツで安心してプレーに集中することができるんです。

パッと見ですと、全部同じに見えるかもしれませんが、こんな感じで色々と使い分けています!

 

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講習会に参加してきました!

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8月30日~9月1日にかけての3日間、日本徒手理学療法学会主催の講習会に参加してきました!

今回は、足立区竹ノ塚本院のスタッフと第二わしざわ整形のスタッフ合同での参加となりました。

講師は理学療法の世界的な権威であるToby Hall先生。(写真左側、スタッフの中村と肩を組んでいる方です。)

神経からくる痛みについて、最新の治験や評価方法などを座学で学び、その後は、筋肉を実際に操作する実践的な手技の講義が行われました。

非常に内容の濃い講習会で、3日間まさに勉強漬けの毎日。新しい知識を得ると共に、技術も磨けたとても有意義な時間を過ごせました。

この講習会で学んだことを、今後、実際の現場にしっかりと還元していきたいと思います!

 

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意外に知らないストレッチの効果 その1

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整形外科での治療の際に、様々な場面で登場するのがストレッチです。

第二わしざわ整形外科でも、処置室でストレッチを行う光景は日常となっていますね。

ストレッチには様々な効果があり、上手に行うと様々な症状の改善や緩和が見込めるんです。

今日は、そんなストレッチについてお話したいと思います。

さて、特に年齢が高い方にとっては、ストレッチと言えば、体育の授業や部活の時に、本格的な運動前のウオーミングアップとして行うというイメージがあるかと思います。

息を吐きながらアキレス腱をゆっくりと伸ばす動作は、だれしもが必ずやったことがあるでしょう。

しかし現在では、反動をつけずにゆっくりと筋肉を伸ばすというストレッチは、筋肉の緊張を解いてしまい、パフォーマンスを落としてしまうことがわかり、運動前に行うことは余りやりません。

運動前に行うストレッチは、動きの中で腕や脚を動かしてその可動域を広げたり、体を温めるために行うのです。

というわけで、今後ブログのストレッチカテゴリでは、ストレッチの効果や目的について、知っているとちょっと役立つ情報を発信していきたいと思います!

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五十肩を緩和するエクササイズ

第二わしざわ整形外科には、様々な症状を抱えた方がいらっしゃいますが、その中でもかなり多いのが「五十肩」と言われる症状です。

五十肩というのは病名ではなく、肩を動かすと痛い、腕を方より上にあげられないといった症状を指す通称なんです。

実際のところ、五十肩は人によって症状が異なり、それぞれ対処法も異なってくるのです。しかも、明確な原因がわからないことも多い、厄介な症状なんですね。

五十肩の症状のひとつに「肩甲骨」まわりの筋肉が固くなったりして、肩にストレスがかかり、炎症を起こして痛みが出るというものがあります。

この場合、肩を動かさず、肩甲骨周りを動かすことによって症状が改善する場合があります。

このエクササイズはとっても簡単なので、五十肩にお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

やり方は簡単!「肩を動かさずに、胸を開いて→丸めてという動作を繰り返す」だけです。

ポイントは、肘を開かず体からあまり離さない状態で行うこと。肩を動かさないように肩甲骨周りを動かすことです。

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ただし、痛みが強い場合は安静が基本なので、行わないようにしてください。また、痛みがずっと続いているという方は、一度ご来院いただいて、しっかりと診察を受けてください!

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